一友ビルドテック社長ブログ

心通わす絆こそ、情けが道つれ、人の道

心通わす絆こそ、情けが道つれ、人の道

私の友人に太田さんという方がいる。

友人と言っても77歳を迎えた大先輩だ。

毎月のように私の自宅に手紙を入れてくれる。

毎回心に浸みるお手紙なのだが

今回はどうしてもブログに残しておきたいと思う。

「喜寿の年を迎えて」

「古希を過ぎてあっという間に喜寿を迎える年令になった。
年をとりたくないと言う人もいますが、私はそうは思わない
いろんな人との出会で、見聞して、教わるものも、沢山ある。
経験も積んで来た事も加齢のお陰と思い、見えて来たものもある。
年を重ねて来た事は、私にとっては果報者だろう。
七十七年間生きて来て、忘れられないのは戦争だろう。
私より二十才の兄、長男が戦争で、中国、支那に連れられ終戦で
帰ってきた。前の親戚の叔父さんは中国からソ連に二年間も拘留
されて帰って来た事を、今考えると、私は、あの頃に生まれて
こなくて良かったと、つくづく思う
でも終戦後も、ともあれ大変だった。農家でありながら、食べる
米もなく、毎日、じゃが芋、さつま芋で、日本中の人が過ごした。
たまに、おか湯に大根を入れて、大根飯で耐えて来た時代であった。
その後、日本は平和国家で来た。今はいい時代に巡りあわせたと
幸運に感謝している。
その変り鏡を覗けば、薄髪、白髪、シミ、シワに成って来た。
しかしシワ白髪こそ人生の年輪であり、生きて来た証しであり、
我が人生の自慢の勲章であると思っているが、どうだろうか。
そして趣味はと尋ねられたら、カラオケ、民謡と、週一回の体育館
での夜のビーチバレーだ、若い人達、四十代、五十代の人と一緒
に頑張っている。寒い冬でも汗を流している事が健康に一番と
思って楽しんでいる。
しかし体も長く使えば機会と同じで、ネジも緩んで、錆も出てくる。
それはあたりまえで、たまに深呼吸してみる時もある。
後期高齢者を好機と置き換えて、新しい人生の楽しみを見つけたい
とも思っているが、今年の冬は五十年振りの大雪でした。
その為にこの私にまだ、屋根の仕事、雨漏り修理を頼まれて屋根に
上って私の最後の奉公と思って世の為人の為にと思って頑張っている。
残り少ない人生を精一杯悔のないよう生きたいものです。

・男一生八十才ならば、最後の叫び貫ぬけと
明日死ぬ気で生きたなら、今日の重さが変わるだろう。
時代の流れに身を置きながら、不動の心を抱いてゆく。
・受けたご恩は世間に返す、日本人なら変わらぬ道理
心通わす絆こそ、情けが道つれ、人の道     太田正雄」

本当に素晴らしい...

太田さんのお手紙はいつも微笑と感涙で

拝読させていただいている。

後期高齢者が後期を「好機」と捉えて頑張ろうとしている中

世間では消費増税でガソリンスタンドには長蛇の車列が並び

今朝は山の手線で若い男の飛び込み自殺があり

12万人が足止めを食らったそうだ

そんなことよりもっと大切な事がはあるんではないかと思ってしまうのは

俺だけであろうか・・・

太田さんは最後に後書きのように

こう記してあった。

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この一言がまた大好きだ。

こういう大先輩がいつも俺を励ましてくれる

俺はたぶん世界一幸福者だろう...

「明日死ぬ気で生きたなら、今日の重さが変わるだろう」

これでまた一歩前に踏み出せる。

これで行こう。

感謝。

合掌...

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