4.122018
塗料や防水材として使われるカチオンとは?
みなさんこんにちは。
相模原市・町田市・八王子市と幅広く、お客様の為に、塗装・防水工事を行っております。
一友ビルドテック株式会社です。
カチオンって聞いた事ありませんか?
カチオンとはなんでしょう。
カチオン
カチオンを辞書で調べてみると
カチオンとは+(プラス)電荷を持った「陽イオン」という意味。逆は、アニオンで-(マイナス)電荷を持った「陰イオン」という意味。
上記だけ見ても何の事だかわからないですよね。
どういう事かと言いますと
下地となるコンクリートやモルタルは、通常、負(電気的に-←アニオン)を帯びているため、材料に正(電気的に+←カチオン)の特性を持たせることで、磁石がプラス(+)とマイナス(-)で引き合うように、異性化の力を利用して、接着力(密着性)を増したものが、カチオン系(カチオン性)の材料です。
サイディングやモルタルの劣化が見られ、補修をした際など、塗料が剥がれては困る場所の下塗り・下地調整材として使用することが多いです。
弊社の施工事例にも良く出てきますが
『カチオンを入れてから』や『下地調整にカチオンシーラーを』
などと文章に使われている時は(弊社の施工事例に限りますが)劣化してしまった下地を修復し、強固にするためにカチオンシーラーやカチオンフィラーが使われています。
こちらは弊社で使用している日本ペイントの水性カチオンシーラーです |
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このように強い密着性が特徴の塗料になります。
カチオンシーラーやカチオンフィラーを使用したということは、しっかりと施工したという事なのです。
2018年4月12日更新 須田