5.32018
ケレンとは、塗装するうえで大変重要な作業です。【いちゆうブログ】
みなさんこんにちは。
相模原市・町田市・八王子市と幅広く、お客様の為に、塗装・防水工事を行っております。
一友ビルドテック株式会社です。
なぜケレンをするのか
塗り替えをする際古い塗膜を剥がしてから作業することがあります。
古い塗膜が残っていると、新しい塗料が剥がれたり膨れたりするためです。
剥がれかかった古い塗膜を取り除いたり、錆を落としたりする下地の調整作業の事をケレンと言います。
また、サビ止め塗料の密着を良くするためにわざとキズを付ける場合もあります。
お肌の手入れも、洗顔をして、化粧ののりが良くなるよう、ピーリングをしたり、爪にマニキュアをする際爪やすりで爪の表面に傷をつけるのと同じです。
ケレンをよく行わないと、2~3年で塗装がはがれる恐れもあります。
施工不良が出ないため、また、塗装の耐候性を保つためにも重要な作業の一つと言えます。
ケレンの種類
1種ケレン(ブラスト法・酸洗浄によるサビの除去)
腐食が非常に激しい場合に施工されます。
一般の戸建住宅ではほぼ行われることはありません。
施工方法
ブラスト法または、酸洗浄により、さびや異物等を除去します。
2種ケレン(電動工具によるサビの除去)
主に鉄部の塗膜が劣化し、腐食してしまったサビを除去する場合、施工されます。
施工方法
ディスクサンダーや電動ブラシを使用して施工します。
3種ケレン(手工具によるサビ等の除去)
部分的にサビが見られるときに、旧塗膜が剥がれてしまっている時に施工されます。
施工方法
スクレパー、やすり等の手工具を使い浮いたサビ、剥がれてしまっている旧塗膜等を除去します。
4種ケレン
サビや塗膜の剥がれが無く、表面を洗浄するレベル
施工方法
マジックロン、ほうき、洗浄などで清掃を行います。
いちゆうで主に施工するケレンは3種ケレン・4種ケレンです。もちろん2種ケレンを行う場合もあります。
1種ケレンは一般の戸建住宅では施工することはあまりありません。
ケレンで塗装の密着が変わってくるので
大変重要な作業です。
2018年5月3日更新 須田