6.42019
元号って何?
みなさんこんにちは。
相模原市・町田市・八王子市と幅広く、お客様の為に、塗装・防水工事を行っております。
一友ビルドテック株式会社 須田です。
新年号になってもうすぐ一か月が経とうとしています。
そもそも元号や年号ってなんなのでしょうか?
元号って何?
元号とは、特定の年代につけられる称号のことで「年号(ねんごう)」と呼ばれる こともあります。
古くは王の即位から年を数えましたが、一定の起算点を定めて年数を数える方法が 考えられ、
中国の前漢(紀元前206年~8年)の武帝(ぶてい・紀元前156年~87年) の時に使用されはじめ、次第に近隣諸国でも使用されるようになりました。
日本では、飛鳥時代(592年~710年)に元号が使用されるようになったと 言われています。
日本で最初の元号は「大化(たいか)」で645年7月17日~650年3月22日までです。
その後、長い歴史の中で248もの元号が生まれ、現在の「令和」に至ります。
元号の決め方は・・・
慶応4年(1868年)を明治元年に改元(元号を改めること)したときに、 一世一元と決められました。
一世一元とは天皇一人に一つの元号のことです。
しかし、これは法律ではなく天皇の詔勅(しょうちょく・天皇の意思、 当時は法律とおなじかそれ以上の意味を持つ言葉でした。)
それ以前は決まりがなく、占いや、天変地異などの理由で短期間で 改元されることがありました。
現在の元号の決め方は、昭和54年(1979年)に成立した元号法によって定められています。
元号法には「第一項:元号は政令で定める。第二項:元号は天皇の承継が あった場合に限り改める(一世一元制)」と書かれています。
昭和から平成に改元した時を思い出してください。
昭和天皇が崩御されてから、内閣が有権者とともに新しい元号を決め 発表が行われましたよね。
今回は天皇崩御ではなく、退位という形になりました。
新元号「令和」について
新元号「令和」の出展は
万葉集より
「万葉集第五」
梅花の歌三十二首、并せて序 『初春令月、氣淑風和、梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。』
初春の令月(れいげつ)にして、氣淑(よ)く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、 蘭は珮後(はいご)の香を薫(かをら)す。
と読みます。
解説は
「于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉」
時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き
「蘭薫珮後之香」
蘭は身に帯びた香りのように香っている
「令月」は旧暦の二月の異称でもあるそうです。
そして何事をするのにもよい月、めでたい意味があるそうです。
大平2年(730年)1月13日。
大宰府の帥の老、大伴旅人の邸宅に集い宴会を開催したのだそう そこでこの歌が詠まれたのです。
「令」という感じは現代人にとっては「命令」するなどと使用しますし 良いイメージじゃない方もいらっしゃるかもしれませんが、
“よい”“りっぱな”など とても良い意味があるのだそうです。
「和」も日本人にはとても馴染みのある漢字ですね。
『令和』立派な良い時代になると思いを込めた元号になったんですね。
素敵な時代になることでしょう。
最近では春に運動会が開催されることも多くなってきているようで
相模原では今週末運動会のところも多いようです。
令和最初となる運動会お天気に恵まれるといいですね。
2019年6月4日更新