6.52019
宮古島視察
宮古島視察
私たちが普段お客様にお届けする塗装工事は
どんな塗料を塗るのかがとても重要です。
塗料によって、紫外線に対する耐用年数が違うからです。
以前から行きたかったところに
この度やっと行くことが出来ました。
沖縄県は宮古島にある日本ウエザリングテストセンターです。
ここでは、色々な塗料メーカーさんが、
塗料の暴露試験を実際に行っている施設です。
普段、私たちが何気なく眼にしている物は
ほとんどの物に色がついていますね。
例えば、車、電車、船舶、飛行機等々…
ありとあらゆるものに塗料が使われています。
外部で使う塗料は、常に紫外線に曝されています。
その塗料の耐候性を試験をする場所なんです。
ですのでここは、建築用の塗料へもちろんの事、
工業関係やその他の業界の塗料もテストされています。
塗装の試験には二つあり、
ひとつはこの暴露試験場のように、
直接太陽の光にさらしてやる方法と、
促進耐候性試験と言って、
屋内にて外部環境と似たような模擬環境の中でテストする方法です。
模擬的な外部環境では、どうしても自然と同様とはいかず、
やはりなんと言っても、このように直接的に自然環境の中で
テストする暴露試験ほど正確な試験はないでしょう。
特に宮古島は、紫外線の量が関東地方の約3倍あると言われているのと、
海に囲まれているために塩害などの試験も出来るそうです。
「百聞は一見にしかず」
とは良く言ったものです。
直接見てみると、色々な事がわかるものですね・・・。