6.302016
ありがとう
東日本大震災で、実に町の80%が流された宮城県女川町。
その女川町で、塗魂ペインターズの全国会議とボランティアが行われた。
今回は全国会議もあることから、北海道から九州まで
全国から100人を越える同志が集まった。
全国会議の中では、女川の復興へ向けた記録映画が上映された。
震災から5年が経ち、津波に備える為の嵩上げ工事が急ピッチで進み
女川駅周辺の商業施設などの整備もかなり進み、
あの瓦礫だらけだった町も少しずつではあるが復興を遂げている。
心の復興はどうだろうか・・・。
映画の中である青年は語っていた。
「悲しみにくれた涙が出なくなるまで頑張らねば」と・・・。
復興を牽引しているのは、地元の青年達だった。
「やってみなけりゃ解んないっしょ・・・」
と言いながら、前を向き、がむしゃらに頑張ってきた。
そうした行動が実を結び、心の復興をも成し遂げようとしている。
また、元気を貰ってきた。
あの「命の石碑プロジェクト」で東京に来てくれた中学生も
学校創立以来、歴代トップの好成績を叩き出して
全国の進学校に進んでいったという。
本当に嬉しいこと。
こういう町と共に生きていきたい。
こういう人たちと共に生きていきたい。
心からそう思った。
会議には塗魂ペインターズの名誉顧問、佐藤祐介も参加することが出来た。
「佐塗魂」と名付けられた大山桜の植樹も行われた。
どうやら第二の故郷がまたひとつ増えたようだ。
来春の「佐塗魂」が楽しみだよ。
またここへ帰ってこよう・・・。
ありがとう・・・。
2016年6月30日 一友ビルドテック株式会社 代表取締役 金塚 浩一