8.132016
ウチに巧みに物を買わせようとする訪問販売がやってきました。
みなさんこんにちは。
相模原市・町田市・八王子市と幅広く、お客様の為に、塗装・防水工事を行っております。
一友ビルドテック株式会社です。
先日我が家に、巧みに物を買わせようとする訪問販売がやってきました。
ちょっと悪質というか・・・
ちょうどお休みで自宅で子供とのんびり過ごしていたのですが
ピンポ~ン「すみません○○さん(前に住んでいた方の名前)お約束したもの持ってきました!」
というんです。
春くらいに、他にも前に住んでいた方を訪ねていらっしゃった方がいて
ドアを開けてしまったんです。
目の前には40代くらいの結構ラフな格好の男性が
私「○○さんはもうお引越しされてしまったんです。」
というと
「あ~困ったな・・・前に○○さんの奥さんに頼まれていたもの持ってきたんですよ・・・あ~弱ったな。無駄になっちゃうな・・・どこに越されたか知ってますか?」
とぼそぼそ。
私「すみません。わからないんです。とにかくもうココにはいらっしゃらないのですみません。では、失礼します。」
と戸を閉めようとした瞬間
「あ、待って!奥さんこれいりませんか?無駄になっちゃうんであげます。○○さんの奥さんに頼まれてたものなんで」
と封筒に入ったチケットのようなものを差し出されました。
私「は?いりません・・・・」
というと
「他にもあるんで良かったらもらってもらえませんか?プールの割引券とかホテルのランチ券とか映画のタダ券とかあるんですよ。○○さんの奥さんにも3か月でいいんでってことで今回持ってきたんですよ。ここは僕がうるさいこと言わせないんでほかの人が来ることもないし。また年末くらいに持ってきますし。損しないから。ね?」
私「は?」
この人はいったい何を言っているのか
私「イヤ・・・仕事してるし、ランチとか映画とか行ってる暇ないんで・・・」
「じゃ、洗剤だったら使うでしょ。沢山持ってきます。1年分くらい!」
あ~なるほど・・・
私「あの・・・ご用件はなんなんでしょうか。」
「新聞読みますよね?読まなくてもいいんですよ置かせてもらえれば。取らなくてもいいんですよ。さっきの奥さんも喜んじゃって3か月取ってくれるっていうんですよ。何もなくて取ったら旦那さんに怒られちゃうけど、これだけいっぱいあれば旦那さんも怒らないですよ~。新聞取るより高額なんで!僕ね、もう10年以上この仕事してるんで、間違いないですから!ただ、旦那さんに聞いてみないと分からないとか言われちゃうと絶対無理なんで。そうしたらもういいです。持って帰りますから」
・・・・
私「経済新聞なら主人が読みたいと言っているので、主人とお話しされてください。夜もう一度来ていただけますか?」
というと
「あ~ムリムリムリ!そーゆーの絶対無理だから!僕ね、もう10年以上この仕事してるんでわかるんですよ。ご主人じゃないととか言われるのはホント無理な証拠なんです。ハイ!帰ります!」
と帰って行きました・・・変な人だ、経済新聞なら読むかもと言っているのに・・・・
なんだ・・・こっちが断っているのに、なんだか断られた気分です・・・
そんなにしつこい人でも乱暴な人でもなかったので助かりましたが、普段インターフォン越しにしか対応しないのにさも知り合いのように・・・
ドアを開けてしまったのは本当に不覚でした。
主人がいない夏休みの昼間。
ちょっとビビってしまいました。
そんな訪問販売対策としては、
2016年2月1日に弊社のいちゆうブログ
悪徳訪問販売リフォーム、再び急増(文字をクリックすると詳細ページに移動します。)
でもお伝えした通り
訪問販売対策
①ドアを開けないこと
インターフォンがあるのなら、インターフォン越しの会話でとどめること。
インターフォンがない場合も、チェーンはしたままドアを開けず、話を聞かないように。
話を聞くといつまでも帰りません。
②はっきりと断ること
曖昧な返事は通用しません。
「主人がいないので」等は通用しません。「いつならいますか?その日に来ますよ」
となってしまうわけです。
「不要です」「いりません」とはっきり断ることが必要です。
その際「結構です」という言葉は使用しない方が良いです。
了承したと受け取られてしまう事もあります。
③その場で契約したりお金を払ったりしない。
相手は訪問販売という仕事をしているプロです。
話を聞いてしまってその商品がほしくなってしまう事もあるかもしれません。
そんな時でも決断は一人でしない。もしくは一度時間をおいてその値段が適正か、その商品は自分にとって本当に必要なものか考えるのが大切だと思います。
万が一契約や支払いをを急かせるのならそれは悪徳な訪問販売の可能性が高いです。
また、断っているのにいつまでもしつこいようであれば「警察を呼ぶ」と言いましょう。
それだけであきらめて帰ることも多いようですが、大きな声を出されたり、壁やドアをけったり、部屋に無理やり入ってこようとするなど危険な事をする輩もいるようです。
こんな時は迷わず警察を呼びましょう。
④契約してしまったらクーリングオフを使う。
万が一契約してしまったら、クーリングオフが利用できます。
クーリングオフとは
訪問販売やキャッチセールスなどで自分の意思に反して契約させられてしまった場合、正式な書類をもらってから8日以内(ただし、商品や販売方法によって異なります。)
であれば解約できる制度です。すでに商品を受け取っていたり代金を支払っていたり、工事を始めていても期間内であれば大丈夫。クーリングオフ書面で行うため、内容証明郵便を配達証明付きで送ります。この書面が出されたのが期間内であればよく、相手に到着するのが8日を過ぎていても有効です。
ただし、その業者がそのお金を持って逃げてしまっていたり、倒産してしまったりすれば、そのお金は取り戻せません。そういったことにならないためにも、訪問販売でものを買う前に、きちんとした判断が大切です。
⑤インターネットで調べる
きっと名刺などを置いて行かれるでしょう。
最近はインターネットなどで「業者名」「業者名 評判」などを検索すると評判が書き込みされていることがあります。
書き込みを鵜呑みにしてしまうのは危険だと思いますが、あまりにも悪評が多いのであれば、もしかしたら悪徳業者なのかもしれませんね。
最近は訪問販売も言葉巧みに、また、手口も巧妙になってきています。
居留守・・・・でしょうか
皆様には、悪徳業者におびえることなく、納得のいく買い物をして頂きたいです。
2016年8月13日更新 須田