6.152018
自宅の外壁にひび割れが?!DIYで補修?それともプロにお願い?どちらがいいのかお答えします!【いちゆうブログ】
みなさんこんにちは。
相模原市・町田市・八王子市と幅広く、お客様の為に、塗装・防水工事を行っております。
一友ビルドテック株式会社です。
日頃はあまり意識して見ていないお家の外壁。
気になりだすと少しのことでも気になってしょうがないもののひとつ。
外壁のクラックについて記してみたいと思います。
外壁のひび割れ(クラックと言います)補修すべきでしょうか。
このひび割れは放っておいて大丈夫なのか
補修するならDIYで大丈夫なのか。それともプロにお願いするのがいいのか。
まず最初にすることは
ひび割れの幅がどのくらいあるのか測りましょう。
簡単に記すとひび割れのリスクはひびの幅によって変わってきます。
幅が0.3㎜未満であれば、さほど問題なく、早急な対応は必要ありません。
それ以上のひび割れがある場合一度点検することをおススメ致します。
次に、0.3㎜~1㎜以下のひび割れの場合は応急処置も検討しましょう。
DIYで応急処置(あくまで応急処置です)をする場合、主に2つの方法があります。
チョーク式被覆補修
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1.まずひび割れ部分に指で水を塗ります。 | 2.その後チョーク型のコンクリート粉をひび割れ部分にすり込みます。 |
3.水塗布→コンクリートすり込みの作業を10Cmごとに繰り返します。 | 4.最後は指で押さえて仕上げます。 |
チョーク式は無駄なくコンクリート粉を使える一方、指圧が必要となるため作業時間もかかり体力も必要です。
スプレー式被覆補修
1.まずスプレーでひび割れ部分に水を塗ります。 | 2.その後セメントスプレーを塗布します。 |
3.スポンジでまわりをならし、終了です。 |
チョーク式に比べ時間もかからず簡単ですが、噴射することでコンクリート粉が周りに飛び散り無駄が出るという欠点があります。
上記で紹介した処置はあくまで応急処置です。その応急処置が「長持ちするのか」実際のところわかりません。
使用した材料や補修を行った人の技術力によって差が出てしまうのは仕方のないことでしょう。
ですが、ご自分の資産を大事に思い、補修してあげる愛情は誰にも勝ると思います。
さて、
ひび割れが引き起こす4つのリスク
外壁のひび割れは建物にどのようなリスクが発生するのでしょうか。
下記で4つのリスクをご紹介します。
雨漏り
ひび割れが起きるとひび割れから雨水が侵入してしまいます。
はじめは室内への影響はありませんが、時間が経つと室内への雨漏りに繋がる可能性があります。
躯体の劣化・建物の耐性がなくなる。
ひび割れを放置すると劣化が進行し、サイディング、モルタルの下地(木部)が腐食し、最悪の場合外壁材を交換する必要が出てきます。
さらに、ひび割れから侵入した雨水は外壁内部にも浸透し、シロアリ等の発生原因になります。
その結果、建物自体の地震や災害に対する耐性が落ちてしまいます。
湿気によるカビの発生により人体に悪影響を及ぼす。
ひび割れから雨水が浸入するとカビが発生しやすい環境になり、人体に悪影響を及ぼす恐れがあります。
見た目の美観を損なう。
ひび割れのある家の見た目
せっかくのマイホームがひび割れがあることにより、美観が半減されてしまいます。。
補修方法・費用・保証・保険について
補修方法
ズバリ業者に依頼することをおススメ致します。
今まで書いてきたように、自分で補修することももちろんできます。
ですが一時的な応急処置なのです。
クラック(ひび割れ)の種類を見極めて、適切な補修をしなければまたすぐにひび割れが発生してしまい、時間も費用もかさんでいきます。
上記にも記載しましたが、DIYで応急処置を繰り返すよりもプロの確実な施工により長持ちする外壁を作った方が手間もかからず良いのかもしれませんね。
プロによるクラック補修 | ||
クラック補修前 |
クラック補修完了 |
塗装完了 |
補修材は何を使用するのが良いのでしょうか?
エポキシ樹脂等の専用補修材で直すのが基本です。
ひび割れの補修はシーリング材ではできません。
一時的に隠すことは出来ますが、補修することは出来ません。
すぐにまたひび割れが出来てしまいます。
どんな材料で補修するのかが重要です。
業者に依頼する場合、見積もり項目に外壁補修をどんな材料で行うか明記していない場合は
シーリング材で補修してしまうか、もしくは補修はせず塗料を厚塗りして隠してしまう場合があります。
見積もりの項目は要チェックです。
費用について
ひび割れの幅や深さ、発生原因、下地の種類などによって様々な補修方法があり、それによって費用は異なります。また高所作業の場合(2階部分の補修など)にはプラス高所作業車や足場の費用がかかります。
ひび割れが広範囲に発生しており、全面補修が必要な場合は、外壁塗装代として80~150万円(一般的な2階建て住宅/塗り面積200㎡、使用する塗料のスペックによる)かかる場合もあります。
(一部の補修であれば数万円で済むこともあります)
保証・保険について
現在のお家を新築、または中古で購入されたとき、塗替えをしたとき、工務店や塗装会社から保証書は受け取りましたか?
「○年保証がついています」という話を聞いたのを覚えていませんか?
まずは保証書を確認してみましょう。
条件によっては、業者が補修を請け負ってくれる可能性があります。
また、ひび割れの原因が地震や台風などの自然災害によるもので発生した場合、地震保険が使える可能性もあります。保険に加入されている方は、保険が適用できるのか確認してみましょう。
最後に
自宅の外壁にひび割れが?!DIYで補修?それともプロにお願い?ズバリどちらがいいのかお答えします!
0.3㎜以上のひび割れの補修を一旦DIYで行った場合も決してそのままにせず、業者に見てもらいましょう。
そして、ご自分で行った補修がどの程度持つのか、さらに他の補修が必要なのか判断してもらうことをおススメします。
最初に申しあげたようにDIYの補修は応急処置にすぎません。
業者に来てもらうなら、最初からプロに直してもらった方が良いという考えもありますよね。
見積もりが有料の業者さんもいますので、お問い合わせの時に見積もりが有料なのか、無料なのか確認をした方が良いでしょう。
外壁・屋根など、建物に気になるところがある場合、一友ビルドテックはお見積もりまで無料でやらせて頂きます。
電話でのお問い合わせはコチラ
0120-754-789 |
結論!
DIYでの補修は応急処置なので補修後もプロによる的確な診断は必要!
塗り替え時期の目安は10年から15年と言われています。
外壁のひび割れに気がつくためには、定期的なご自宅のセルフチェックが大切です!
チェックポイントを確認して、ご自宅の塗装時期がそろそろなのか見極めるのに是非役立ててくださいね。
お家のSOSを早目に見つけて対応しましょう!!
心配な方はいちゆうまでお気軽にお問い合わせください。
2018年6月15日 更新 須田