4.52016
ベトナム研修生
ホーチミン市のボランティアを終えて、
今回はある意味、個人的にはメインの目的であったベトナム人研修生の受け入れの視察だ。
しかし、完全な食あたりになって、そのメインの視察に自分自身が行けないというね…
参った参った(笑)
そこで仕方がないので、今回は事務の佳寿江さんに視察に行ってもらった。
妻佳寿江さんからの話だが、ベトナム人研修生はすこぶる真面目だという。
ビデオも見せてもらった。
本当に話の通り、彼らは皆、真面目である。
仕事に対しての意欲というか、取り組む姿勢、それより何より目付きが違う。
そりゃそうだろう。貧しい生活の中で一人単身日本に渡って、家族のために夢を実現してやろうという彼らだ。
本当に素晴らしいと思う。
私自身が彼らのそのパワーと真面目さに敬服する思いだ。
ホーチミン市で、ある日本人が経営する料理屋へ行った。
そこでは、たくさんのベトナム人女性が接客していた。
徹底的に訓練された接客は、カタコトの日本語であっても、それは素晴らしい接客であった。
彼女たちはどこかで、プライドを持って働いているように見えた。
かつての日本もそうであったように、彼らは必死に努力を重ねている。
これこそがホーチミン市の経済成長を促進している源となっているのであろう。
戦後の日本も、負けてたまるかという気持ちで頑張ってくれた先人がいたからこそ、今がある。
それが今ではどうだろう…。
その先人たちの恩に報いる気持ちを持って働いている奴がいったいどれだけいるだろうか…。
物と食料に溢れたこの日本で年間三万人もの自殺者が出ているという現実。
ベトナムの人たちから見れば理解しがたい事だよね…。
日本の平均年齢は46歳。
ベトナムの平均年齢は26歳。
20年後のベトナムはすごいことになるね。
ともあれ、今回は素晴らしいベトナム人の青年にも出会えた。
ベトナム人研修生達よ、必ず受け入れるからちょっと待っててね。
それとさぁ、日本の青年達よ、
大志を抱けよ!
2016年4月5日 金塚 浩一